31 August 2010

ベトナムの学生事情 vol.9

Xin chao! 皆さん、突然ですが、ベトナムの大学生がどんなことを考え、週末をどんなふうに過ごして、どんな話をするのか、気になりませんか? 

大学生の私にとって、これはベトナムに来てからずっと気になっていたこと。幸運にもオフィスがダナン工科大学にあるということで、学生を見かけることは多く、先週、バイオテクノロジーについて勉強している何人かの女子生徒と仲良くなりました。 数日前、「仕事の後どこか一緒に行こうよ」と誘ってくれたので、遊びに! 今日は、私の目から見たベトナムの大学生についてレポートします。


夜7時、大学の正門で待ち合わせて、やはりバイクに乗って海のあるダウンタウンへ。後ろに乗せてもらってバイクデビュー、風が涼しくて気持ちいい。「どこ行くの?」と聞くと、やはり「カフェ!」

こんな感じで何人かで集まってバイクでお気に入りのカフェに行くことはよくあるそう。ちなみにベトナムではカラオケも結構流行っていて、洋楽やベトナムPOP、K-POPをよく歌うとのこと。

日本の大学生はよくお酒を飲むけど、と聞いてみると、ここでは若い女性はあまり飲まないらしいです。大体がカフェでおしゃべりしたり、ご飯を食べに行ったり、カラオケに行ったり。ベトナム人は賭け事が好きらしく、彼女たちの間ではポーカーで負けた人がコーヒー代を払う、という恐ろしいゲームが流行っているそう。

この感じ、日本でもよくある気がする!
そんな彼女たちがどんなことを話すかというと、好きなドラマ、最近の出来事、面白い教授の話などなど。驚いたのは、韓流スターや韓国ドラマの人気ぶり。日本で一時期流行った冬ソナはもちろん、チャングムの誓い、宮(クン)、コーヒープリンスなどなど、私の思いつく韓国ドラマは全部ヒットしました! 中には同じドラマを3回以上見た子もいて、下の写真のKristyは韓流スターのモノマネまでできてしまいます。ベトナム人はだめなの?と聞くと、「まあまあ」だそうです。

真ん中のKristy(あだ名)はヨン様の大ファン!
国と言葉は違えど、自分の趣味に没頭したり、恋愛話に盛り上がったり、日常の面白い出来事にみんなで笑ったり、根本的なところは同じなんだな、と思いました。ただ好きな歌手・ドラマなどについて盛り上がっているところだけをみると見落としがちですが、「ななほはいろんな国に行けて羨ましい」と言われて、ベトナムの学生の経済事情を知りました。

彼女たちは今までに海外に行ったことがありません。確かにベトナムの物価を考えると、航空券だけでもかなりの負担。学生で海外に行く、ということはとても珍しいとのこと。4回生で、英語が一番流暢なRose(あだ名)は日本の岡山大学との交換留学プログラムに参加しようとしたところ、奨学金が不十分で断念せざるを得なかったそう。そんな彼女の夢は、「日本に行くこと」。夢で、日本に暮らす自分の様子を見たこともあるそうです。

一方、日本では色んな機会があっても、わざわざ外に出ようとしない人も多い。海外に行くのはあまり珍しいことでもないし、ありがたみがよく分らない。ベトナムに来て初めて、日本で生まれ育ち、こうやってインターンにベトナムに来たり、海外の院に行く夢を持っていたり、という自分の境遇について考えさせられました。

それにしても、バイクで送り迎えしてくれて、一生懸命英語で話しかけてくれて、お菓子まで持って帰らせてくれて、彼女たちのホスピタリティーには本当に感謝。例のカフェで歌を聴いてくれる若い人や、屋台で下手な注文を懸命に聞いてくれるバイトの大学生、Rose達など、ベトナムの若者の寛大さには本当に感心します。そんなベトナムの若者がいつか世界中に出て行って、夢をアンビシャスに追いかけられる日が来ることを切に願います。
ちなみに、土曜日にはRoseたちと一緒にホイアンに行く約束をしました。それまでに少しでもベトナム語が話せるように、予習していこうと思います。それでは、ヘンガップライ! 
なお、私のインターン先に関しては、http://seedsasia.org/ まで!

30 August 2010

初めてのシンポジウム!! vol.8

Xin chao! 報告が遅れてしまいましたが、vol.7でも述べたとおり、26日にフエで開催されたシンポジウムの模様をお伝えします! 正式にはDISASTER IMPACT AND ITS ASSESSMENT IN ASIAという名前で、国連職員、研究者、NGO活動者が集まってアジアの災害の影響とそのアセスメントを行う、というもの。

当たり前なのかもしれませんが、『本格的な!』シンポジウムでした。
ベルギー・スペイン・インド・中国・ベトナム、etc、各国から人が集まる。
如何にも!!
こういったシンポジウムに参加することは初めてだったのに加えて学生は私だけで、少し申し訳ない気がしないでもないですが、折角の機会!!! 休憩時間や夜のwelcome dinnerにて、大胆にも研究者・国連職員の方々・教授の皆様、なるだけ多くの人にアプローチしてみました。

welcome dinnerの様子。生まれて初めてのプールサイドディナー! 
これが大人の世界なのか? シンポジウム、恐るべし。
すると、SEEDS Asiaと似たようなプロジェクトをされている方とお会いできたり、東大で開発経済学の准教授でいらっしゃる澤田先生とお話しできたり、UNDPの方に質問してみたり、アジア開発銀行の職員に将来についてアドバイスをいただいたり、はたまた災害と経済の研究をされているをされているインド人のカリスマおばあさん先生から人生講座を賜わったり、と非常にいい経験になりました。

おばあさん先生いわく、「あなたはまだまだ若い。4,50年して初めて物事分かってくるのよ。」貫禄のある先生にそう言われると、生まれたての子羊のような気分になりました。

こんな感じ
さて、シンポジウムでは各団体や研究者が災害の影響のアセスメントをプレゼン形式で報告されていましたが、災害のインパクトを社会、経済、精神、衛生など様々な面から分析していて、非常に多面的なアセスメントがなされていました。

経済学を勉強している私にとって一番興味深かったのは、フエ大学の教授による"Willingness To Pay"というコンセプトに関するプレゼン。Willingness To Payとは自然災害の対策に人々がどれだけお金を出す意欲があるか、という概念です。この研究が進めば行く行くは自然災害保険の確立が可能になるらしく、自然災害による生活へのインパクトが軽減されるという内容でした。「そもそも自然災害への対策にお金を出すほどの意識があるのか」「まずはawareness raisingから始めるべきだ」などなど、議場の的になっていましたが、私は面白い概念だと思いました。

さて、SEEDS Asiaも、ベトナムでのニーズアセスメントに基づいた防災教育プロジェクトの報告プレゼンをさせていただきました。下は、スタッフの土生さんと大西さんのプレゼンの模様。

土生さん
大西さん
防災教育、SEEDS Asiaの活動に興味を示してくださる方も多く、プロジェクトについて尋ねられることや、協力しないかとのオファーを受けることもありました。例えば香港大学のチャン教授。現在災害へのレスポンスについて研究されていらっしゃいます。SEEDS Asiaのプロジェクトについて非常に興味を示していただきました。偉いお方なのに、学生の私に対して、とても真剣にお話ししてくださって、感無量。
チャン教授。以前は国境なき医師団で活動されていたとのこと!
プレゼンを通して関連分野で研究やプロジェクトをされている方にSEEDS Asiaについて知っていただけたのは、非常に有意義だったと思います。
 
今回は私にとって初めてのシンポジウムでしたが、優秀な方々との出会いを通じて多くの刺激を受けました。いつかこのような場所で活躍できたらな、と目標にもなりました。滅多にない機会を頂けて、感謝感謝。ヘンガップライ! 尚、私のインターン先SEEDS Asiaに関してはwww.seedsasia.org/まで!

25 August 2010

アイ・アム・ジャパニーズ・シンガー vol.7

Xin chao! 実は私、仕事の後、しばしば立ち寄る場所があります。カントリー、ロックやポップを歌うバンドの演奏を聞きながら、ゆっくりコーヒーを飲むところ。その名も、"Acoustic Cafe".  

Acoustic Cafe. オフィスのあるダナン工科大学のすぐ隣!
中は写真のとおり一見薄暗くて怪しいのですが、ユーモアあるバンドメンバーたちの奏でるギターとコンガ(手でたたく太鼓)・渋い歌声がとてもムーディーで、お客さんは曲を口ずさんだり、手拍子を打ったりしてのっています。20時くらいから、隣の大学の学生を中心に若者が集まってきます。プロ並みにうまい演奏をコーヒー代60円で聞けるリーズナブルさゆえ、学生の人気スポットのようです。ではなぜ私がここに足を運ぶのようになったのか。

…実は、勝手にメンバーに加えられてしまったのです!

私。笑
数日前の仕事後の雨の夜、滞在先のゲストハウスに戻ろうとすると、すぐ近くに"Acoustic Cafe"の看板が。ベトナムにもライブハウスあるのか!と思い、音楽大好きな私は思わず中に潜入。中に入ると「Anh oy, Mot Cafe」(お兄さん、コーヒー一杯)とだけ言って座って、おまけに薄暗いので、誰も私が日本人だと気付かない。

 

が、間奏の時にボーカルのHyuenに何か話しかけられて、よくわからなかったので、とりあえず"Toi den tu Nhat Ban. Toi la sinh vien!" (日本からやってきました。学生です!)と言ってみたところ、最後が"singer" と聞こえてしまったらしく、日本から来た歌手になってしまいました。それで、何か歌えるか? と。

譜面を見せてもらったらStand by meがあり、これなら歌えるということで、大胆にも歌ってみました。予想外の展開でしたが、歌ってみると、めちゃくちゃ楽しい。手拍子を催促するとみんな打ってくれて、間奏の間には名前を呼んでくれたり。何より、ベトナム語は全く通じなくとも、音楽は伝わるのが嬉しい。Music faces no frontiers(音楽に障壁なし)といいますが、リズムやメロディーを通じて意思疎通ができるというのは素敵なことです。






















それにしても、いきなりやってきた日本人の女の子が歌うのを温かく見守ってくれるベトナムの若い人たちの寛大さに脱帽。バンドメンバーとも仲良くなって、コーヒー代いらないからこれからも毎日歌いに来てよ!と。 さすがに毎日は無理ですが、この感覚にはまってしまったので、これからも、時間があれば足を運ぼうと思います! でも、「ジャパニーズシンガー」はちょっと…(笑)


…さて、話はごろっと変わりますが、明日から2日間、私はスタッフの方とフエに向かいます。フエはダナンからおよそ2時間くらいのところにあって、「ベトナムの京都」といわれるくらい、歴史のある場所。どうしてフエに行くかというと、フエで開催されるAsian Symposium on Disaster Impact and its Assessment in Asia という、European Commission後援のシンポジウムに、SEEDS Asiaが参加するため。 (http://www.idrc.ca/uploads/user-S/12731274921MICRODIS_Asian_Symposium.pdf

国連関係者や研究者、官僚やNGO活動者など、さまざまなアクターが13カ国から集まって、3日に渡ってパネルディスカッションが行われます。vol.5に登場したPhong先生が開催者の一人で、誘っていただいたのがきっかけで参加することになりました!26日はシンポジウムに参加、27日は、市内を少し見て帰ろうと思います。 それでは、明日はフエの様子を皆様にお伝えします。シンガーはしばらくお休み。ヘンガップライ!

尚、私のインターン先のSEEDS Asiaに関してはhttp://www.seedsasia.org/ まで!

24 August 2010

お仕事報告 その③ vol.6

Xin chao! vol.5でご紹介したとおり、日曜はTay Sonという中学校に訪問しました! Tay Sonはこれまた大きい学校で、入るなりホー・チ・ミンの絵がどかんとお出迎え。今日も一日、がんばるぞ!


昨日と同様、防災教育の導入を念頭に、Tay Sonでも防災教育プログラムを行いました。ここでも、いくつかのプログラムを写真と共にご紹介します!

1.マップメーキング

やはり、これが一番盛り上がる。先生方、一生懸命学校周辺を探索して、危険な個所を見つけていました。低い廊下のガードや、電線が垂れているところ、台風の時に倒れてくるかもしれないバスケットのゴールなどを一生懸命に探す。

先生、隣のグループを視察中!

2.避難訓練

ここでは先ほど作ったマップをもとに、避難経路を作ります。先生方は、ああでもない、こうでもない、と協議しながらマップを作成されていました!




最後に、土・日を通しての感想。両方の学校で、先生方皆さん積極的にプロジェクトに参加していただいて、中には「わざわざ来てくれてありがとう」といった言葉をかけてくださる先生もいらっしゃいました。トレーニングの合間には、先生と交流することもありました。私は毎晩ちょっとずつ本でベトナム語を勉強しているのですが、へたくそなベトナム語や絵を使って話しかける私に、みなさんとても優しく接して下さりました。


 
最後に、教員プログラムから話は少しそれますが、Tay Sonで出会った一人の先生についてお話しします。
説明を顔写真を挙げたいところ、ちょうどいい写真がなかったので、学校の災害に弱いエリアのマップメーキングの際に撮られた写真でお許しください。それにしても、2階でこの壁の高さは危ない!! 
先生は6年生と8年生の英語を担当されていて、驚くほど日本語が流暢! こちらに来てからベトナム人と話すことはよくありますが、スタッフのハイさん以外にこれほど言葉が通じる人は初めて。先生からは、ダナンでの洪水被害について、学校での子供たちの様子について、ベトナムの教育について、いろいろなお話を聞かせていただきました。

でも、その中で一番印象に残ったのは、生活の大変さについて。ダナンに来てから、大通り沿いの店や屋台が活気に満ちていて、思っていたより発展している、という印象を受けました。もちろん、ベトナムの中では大きい都市で、だいぶん発展している方。でも、先生の話を聞いていて、現地の人の生活の苦労が見えてきました。

先生は自分のことを例にあげて、語ってくださいました。「ここの教師はみんな1日一生懸命働いて、やっと3食分のお金がもらえる。でも、3食分もらえない時もある。なので、アルバイトや他の仕事もしないといけない。」3食分、というのがとても生々しい。

また、保険制度の整っていないベトナムでは、子供が病気になって病院へ行くと、一か月分の給料にも相当するような額を払わないといけないそうです。「色々なことをしたくても、みんな3食のことでまず手いっぱい」とおっしゃる先生の言葉は、開発経済を勉強している私には重く響きました。

そんな先生の弟は、今日本の新聞社の寄宿舎で、朝刊配達のバイトをしながら大学の通学を目指していらっしゃるそう。弟が誇りだ、とおっしゃる先生の言葉を聞いて、いつかベトナムでも、努力した人にその分チャンスが与えられるような国になればな、と願ってやみません。

と、トレーニングからは少しそれてしまいましたが、トレーニングは勿論、先生方との交流からいろいろ学ばせていただいた2日間でした!

それでは、また明日! ヘンガップライ!

なお、私のインターン先、SEEDS Asiaに関する情報はhttp://www.seedsasia.org/ で!

23 August 2010

お仕事報告 その② vol.5

Xin chao! 今日はいつもより早くに起床。 今日から2日間、学校の教員のトレーニングが始まります! 今日行く学校はLe Thanh Tonという中学校。オープニングで軽くスピーチをさせていただいて、そのまま教室の様子をスナップ!


今日のトレーニングをコンダクトしてくださるのは、フエ大学で開発経済について教鞭をとっておられるPhong先生。実は先生、昔京都大学に留学していて、なんと、私がSEEDS Asiaにインターンするきっかけにもなった授業のリレー講師をされていたそうな! 世界は狭い。先生、今日はよろしくお願いします!

大好きなリンゴを頬ばるPhong先生
トレーニングプログラムでは学校での導入を念頭に、学校で行える様々な防災教育のプログラムを先生の参加型で紹介しました。丁寧に説明されるPhong先生のお話に、先生方は真剣な表情。 

先生方の真剣な表情

真剣な…? 先生、カメラ目線!! 私の大好きな太っちょ先生
ここからいくつかのプログラムをご紹介します^^

1.応急措置

地域の保健センターの方に来ていただき、先生方に実際体験してもらいながら、応急措置について勉強。人工呼吸では、私が勝手に名前をつけた太っちょ先生が呼吸難役に立候補!


こんな感じ。女の先生も人工呼吸を練習。するはずが、女性教員の皆様、太っちょ先生のパートナーは嫌ということで、こういうことに。

私。笑 
先生はにやにや見守る
2.マップメーキング

このプログラムは学校の地図を作って、学校に潜む災害への脆弱性や危険を探ろう、というもの。先生方に実際にカメラや大きな紙、ペンを持っていただき、グループに分かれて学校を探索していただきました!
学校の脆弱性チェック
「これ倒れるかもしれないね」だと思われる

地図作り、どのグループもハイクオリティ
先生方、とにかくクオリティーがすごい!!!!
次は地図に災害に脆弱な箇所を記していって、写真を貼って完成したものをベースに、グループ発表! これまたさすがに先生だけあって、発表もうまい。言語は分からないですが笑

おなじみの太っちょ先生。プレゼンの勉強になりました!
こんな感じでいくつかのプログラムを行ったわけですが、終始、先生たちが真剣にプログラムを聞いたり、積極的に参加して下さったのが非常に印象的でした。また、みなさんへたくそなベトナム語で話しかけてくる私と一生懸命話して下さって、とても感動しました。最後に、Le Thanh Tonの先生方のスナップをあげて、土曜の報告とします!


次のお仕事報告その③では、日曜日に訪問したTay Sonという、同じくダナン地区の中学校でのプロジェクト報告をします。 ヘンガップライ!

お仕事報告 その① vol.4

Xin chao! 2・3日休んでしまいました、すみません。 3日坊主でないのでご安心を。
週末、SEEDS Asiaのプロジェクトを頑張ってました。今日はSEEDS Asiaのベトナムフィールドで今進めているプロジェクトについて、3回に分けて、報告します!

でもそもそもSEEDS Asiaって何? 詳しくはHPにありますが(http://www.seedsasia.org/)、非常にざっくり言ってしまうと、コミュニティの開発・災害・環境問題についてアジアの視点で国際協力を行うNPO。現在インドネシア・ミャンマー・ベトナムで活動を行っており、過去にはモルジブやパキスタンでも行っています!
SEEDS Asiaのロゴ・竹
私はそのひとつのベトナム、ダナンのSEEDSのプロジェクトに参加しています。では、ベトナムでは今何をやってるの? 簡単に言うと、ダナン地区の小・中学校にDisaster Risk Reduction Education(防災教育)を広めるべく、小・中学校の教員に対するトレーニングを行っています。それでは、この金土日の仕事の様子を3つのvolumeに分けて報告します。

プログラム前日の金曜日は、とにかく翌日から始まる教員トレーニングのための準備に追われました。まずは、Danang Department of Education and Training (DOET) の副局長とお会いして、トレーニングの概要に関して共有。

右がNguyenさん。フレンドリーな方で、「今度コーヒーでも」とお誘い頂きました!
非常に協力的でDOETとしても防災教育の重要性の認識しているとお言葉をいただき、課外授業として各学校で取り入れたら、とご提案いただきました。

お話が終わると、次は保健衛生センターの方と翌日のプログラム(応急措置)について打ち合わせ、そのあと物品購入をしてオフィスに帰って準備、と大忙し。では、土・日、Le Thanh Ton, Tay Sonという2つの中学校に二日に分けてプロジェクトに行ってきます!!

19 August 2010

カフェって一体何なの? vol.3

Xin chao! 皆さん、カフェ、というと、何を想像しますか? おしゃれな音楽を聞きながらコーヒーを飲んで、ゆっくり時間が流れるところ。朝とか昼下がりに寄るとこ。デートスポット。などなど。 

しかし、それではベトナムで通用しません。 百聞は一見に如かず。まずは、いくつか写真を見ていただきましょう。

職場前のカフェ。1杯30円!

ベトナム特有の低い椅子とテーブルは違うけど、これは分かる。

 

 


・・・ん?

ホテルの横のカフェ。目がちかちかする
うおー! 

カフェは朝だけでなく、夜も結構遅い時間まで、かなりの賑わいを見せます。夜のカフェは「落ち着いた」、「静かな」といった形容詞はあまり当てはまらず、声がかき消されるうるさいポップミュージックと、なぜか必ず洋画が流れています。 まるでカジノ。 大体は若者やおじさん、おばさんがガヤガヤ話しながらコーヒーを飲む、トレンディーな場所。遅くまでがやがやコーヒーを飲んでる姿を見ると、ベトナム人のバイタリティ、というか、活気のようなものを感じます。



もちろん、朝もカフェは早い時間から若者、おじさん、おばさん、おじいさん、おばあさんと、みんなの集い場。新聞を広げるおじいさん、ひとりでぼおーっとしてる若者、穏やかに話しているおじちゃんたち、と比較的ゆったりしていて、夜とはまた違う光景が見られます。


若者に人気のちかちか光るお店もカフェ、朝、路上に低いイスとテーブルを並べ、おっちゃんがコーヒーを囲んで雑談するところもカフェ。カフェ=ベトナム人の喜怒哀楽が繰り広げられる、生活の一部なのかな。

ところで、ベトナムでは『ベトナムコーヒー』といって、これまた普通のコーヒーとは一風変わったものを飲みます。現地の人はカーフェーと呼んでいますが、ドリップ式のコーヒーで、エスプレッソをさらに濃くしたような、しぶーい味。ただ、グラスの下にコンデンスミルクの層があって、それと混ぜて飲むので渋さと甘さが良い感じにコラボレート、コーヒーキャンディをなめてるような、とにかく濃厚な味です。ここでコーヒーといえば、99%このコーヒーを意味します。


その濃さゆえに、コーヒーの出され方がこれまた面白い!!お口直しの意味もあって、必ずお茶(ジャスミンかな?)とコーヒーがワンセットで出されます。 

どこのどんなカフェでも、ベトナム人が飲んでるのは決まってこのセット。ちなみに、私のこだわりは、コンデンスミルクを少なくしてもらった、ちょっと苦めのもの。

土生さんはいつも丹念に混ぜる。私はてきとー。
と、自分なりにいろいろcafe分析してみたわけですが、最後に、ベトナム人の現地スタッフ、ハイさんのお言葉を。『Haiさん、ベトナム人にとってのカフェって、どんな場所ですか?』 "Cafe is.... just cafe." ただのカフェ。ふむふむ。あまりめげずに、これからも大胆にベトナムを観察していきたいと思います!
また、お仕事の様子もお伝えしていきますので、お楽しみに! ヘンガップライ!

*私のインターン先のSEEDS Asiaについても、是非ぜひHP http://www.seedsasia.org/ を通じて学んでいってください^^